第5回ポグムチャリver.2(在日朝鮮人セクシュアル・マイノリティ交流会)報告


*2つめは かんじ なし*

2017年3月8日、第5回ポグムチャリver.2を東京・新宿にあるカフェにて行いました。

今回は、これまでで最も多い6名の方が参加してくれました。中には、関西地方からわざわざ来てくれた方も…!

会の始めに、簡単な自己紹介をそれぞれ行いました。その後は、他の参加者に聞いてみたいことを各自が紙に書き、誰が書いたかわからないように紙を四つ折りにし、集まった紙の中から参加者が一つずつ選んで、その中に書かれてある質問への回答をみんながフリップに書いたうえで一人ずつ答えていく、という形で会を進めていきました。

みんなから出された質問は、

①「人から聞かれて答えに詰まってしまう質問は何ですか?」

②「自分のセクシュアリティについて家族、職場、友人にどう話していますか?」

③「日本人のセクシュアル・マイノリティとは出会う機会はあるけど、在日同胞とお付き合いしたい。どうしたらいいですか?」

④「性別に関して疑問に思うことはありますか?」

⑤「みんながこの会に望むこと」

などなど。

これに対して、参加者からは

①「いつ結婚するの?」「恋人いる?だれ?」

②「正直に話す」「理解がある人にのみ話す」

③「SNSの活用」「この会を拡大していく」

④「女だからという理由で発言内容をスルーされる」「男だから重いものを持たなきゃいけないという前提がある」「仕事に関して、女だからという理由で一人前に見られない」

⑤「マイノリティの中のマイノリティとして、共有しあえる貴重な場。継続・拡大。」「いつかここの当事者の声が在日朝鮮人社会や日本社会に伝わり、変革されること」「お互いに否定せず、否定されない、本当の意味での「心のよりどころ」になるような場」

といった回答がありました。

互いに意見を尊重しながら、みんなの話に耳を傾けているうちに、あっという間に時間は過ぎ、またの再会を約束しながら会は終了しました。

初めて会った間柄でも、話していくうちに少しずつ緊張感がほぐれていき、なぜか安心感まで得られる貴重な場。これからも、細く長く、継続していきたいなと改めて思った夜でした。(事務局)

 


 

2017ねん 3がつ 8にち、だい5かい ぽぐむちゃり ばーじょんつーを とうきょう・しんじゅくに ある かふぇにて おこないました。

こんかいは、これまでで もっとも おおい 6めいの かたが さんか してくれました。なかには、かんさいちほうから わざわざ きてくれた かたも…!

かいの はじめに、かんたんな じこしょうかいを それぞれ おこないました。そのあとは、ほかの さんかしゃに きいてみたいことを かくじが かみにかき、だれが かいたか わからないように かみを よつおりにし、あつまった かみの なかから さんかしゃが ひとつずつ えらんで、そのなかに かかれてある しつもんへの かいとうを みんなが ふりっぷに かいたうえで ひとりずつ こたえていく、というかたちで かいを すすめて いきました。

みんなから だされた しつもんは、

①「ひとから きかれて こたえに つまってしまう しつもんは なんですか?」

②「じぶんの せくしゅありてぃについて かぞく、しょくば、ゆうじんに どう はなしていますか?」

③「にほんじんの せくしゅある・まいのりてぃとは であう きかいは あるけど、ざいにちどうほうと おつきあいしたい。どうしたら いいですか?」

④「せいべつに かんして ぎもんに おもうことは ありますか?」

⑤「みんなが このかいに のぞむこと」

などなど。

これに たいして、さんかしゃからは 

①「いつ けっこんするの?」「こいびと いる?だれ?」

②「しょうじきに はなす」「りかいが あるひとにのみ はなす」

③「SNSの かつよう」「このかいを かくだい していく」

④「おんなだから という りゆうで はつげんないようを するーされる」「おとこだから おもいものを もたなきゃいけないという ぜんていが ある」「しごとに かんして、おんなだから というりゆうで いちにんまえに みられない」

⑤「まいのりてぃのなかの まいのりてぃとして、きょうゆう しあえる きちょうな ば。けいぞく・かくだい。」「いつか ここの とうじしゃの こえが ざいにちちょうせんじんしゃかいや にほんしゃかいに つたわり、へんかくされること」「おたがいに ひていせず、ひていされない、ほんとうの いみでの「こころの よりどころ」に なるような ば」

といった かいとうが ありました。

たがいに いけんを そんちょう しながら、みんなの はなしに みみを かたむけて いるうちに、あっというまに じかんは すぎ、またの さいかいを やくそくしながら かいは しゅうりょうしました。

はじめて あった あいだがらでも、はなしていくうちに すこしずつ きんちょうかんが ほぐれていき、なぜか あんしんかんまで えられる きちょうな ば。これからも、ほそく ながく、けいぞくしていきたいなと あらためて おもった よるでした。(じむきょく)

 


 

▼第5回ポグムチャリver.2 案内文

○ポグムチャリver.2○(自分を在日朝鮮人&セクシュアル・マイノリティと認識している人たちの交流会)

このたび、5回目の「自分を在日朝鮮人&セクシュアル・マイノリティと認識している方」を対象にした交流会を行います。

在日朝鮮人の中のセクシュアル・マイノリティは、日本社会における民族差別や、異性愛中心主義の現実を前に、日本社会でも、在日朝鮮人コミュニティの中でも、自らのアイデンティティをありのまま打ち明けることが難しく、日々生きづらさを感じているのではないかと想像します。

民族差別・性差別のいずれにも反対し、だれもがいきいきと生きられる社会づくりを目指す性差別撤廃部会の主催で行います。

当日の司会はセクシュアル・マイノリティ当事者が務めます。参加者の自己紹介やテーマトークなどを通じて、参加者が日頃疑問に思っていることや悩みについてシェアできる時間にできればと思います。

「最近ニュースで話題になっているけど、もしかしたら私もセクシュアル・マイノリティかも?」「自分以外の在日朝鮮人セクシュアル・マイノリティの人と出会ってみたい」「話すのは苦手だけど行ってみたい」…どんな理由でもOKです。少しでもご関心がありましたら、ぜひご参加いただければ幸いです。スタッフもできる限りみなさまのサポートをしますので、どうぞ安心してお越しください。

*ポグムチャリver.2 第4回は2016年10月に開催し、4名の参加がありました。

【参考】第3回の報告

◇日時 2017年3月8日(水)夜

◇場所 東京都内(参加申込者にメールで別途お知らせします)

◇参加対象者 自分を在日朝鮮人&セクシュアル・マイノリティと認識している方

※ここでは、日本の朝鮮植民地支配を原因として日本に在住する朝鮮人とその子孫を「在日朝鮮人」と称しています。また「性的な指向を<異性>に限定しない人、自身のセックスやジェンダーに違和感を持つ人、または一対一の恋愛・結婚や異性愛中心主義に違和感を持つ人」を暫定的なセクシュアル・マイノリティの定義としたいと思います。

レズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダー、ゲイ、Xジェンダー、インターセックス、アセクシュアル、ノンセクシュアル、ポリアモリー……カテゴリーにかかわらず、ご自身をセクシュアル・マイノリティであると感じられている方、お気軽にご参加ください。

◇参加申込方法 

hurak.sccp@gmail.com宛に、①お名前(ペンネーム・ハンドルネームでOK)、②参加人数、③PCメールアドレスをお知らせください。本部会から③のアドレスへ折り返しメールが届いた時点で、参加お申込は完了です。なお、ご参加に当たってご不安がある場合は、メールでご相談ください。お申込み、心よりお待ちしています。

■主催 在日本朝鮮人人権協会 性差別撤廃部会

▽ウェブサイト http://dareiki.org/

▽メール hurak.sccp@gmail.com

▽フェイスブック https://www.facebook.com/HURAK.SCCP/

▽ツイッター @HURAK_SCCP

▽インスタグラム @hurak_sccp

※「ポグムチャリ」とは朝鮮語で「心のよりどころ」という意味です。「ポグムチャリ(ver.1)」は在日朝鮮人女性が気軽に集う場として2011年から不定期で開催しています。2015年より、在日朝鮮人セクシュアル・マイノリティの人たちが安心して集える別の枠組みとして、「ポグムチャリver.2(バージョンツー)」を設け、不定期で開催しています。