** ふたつめは かんじ なし **

【#東京朝鮮第一初中級学校 にて出張授業を行いました!】

 9月6日に、性差別撤廃部会及び東京人権協会の主催で、東京朝鮮第一初中級学校にて中1・2・3年生を対象に人権教育を実施しました。

●中1「人権を尊重しよう」講師:康仙華さん(弁護士、人権協会常任理事)

●中2「多様な性について考えよう」講師:李玲実さん(朝鮮大学校教員、人権協会会員)

●中3「『女だから…』『男なのに…』から自由になるには? ジェンダー規範について考えてみよう」講師:宋和淑さん(人権協会会員)

以下、生徒たちの感想を紹介することで簡単なご報告といたします。

[生徒の感想]

【中1】

  • 人権がこんなにも簡単に侵害されるということを知ったので、トンムの人権を尊重し、自分の人権を守って、人権が侵害されているトンムがいたら、そのトンムの人権を守ってあげようと思いました。
  • 私は授業を通して、笑っているように見えても、実際には無理して笑っている表情を作っているなど、見えているものだけでなく、本当の気持ちを知らなければならないと思いました。
  • 最近男女差別や障害者差別はないと思っていたが、まだあって驚いた。

【中2】

  • 今日の授業を通して、性というのは、私が考えていたものよりもずっと多様であること、また性のことで悩んでいる人も少なくないことを知りました。また、みんなが「普通」と思っている性も、だれかにとっては普通ではないと思いました。今の社会は性にたいする理解が少ないので、もっと考えていかなければならないと思いました。
  • 世界にはいろんな性があるにもかかわらず、カミングアウトできずにひとりで悩んでいる人がいると知り、もし周りに悩んでいるトンムがいたらちゃんと話を聞かなければならないと思いました。また、その子を傷つけたり、アウティングをしては決してならないと思いました。

【中3】

◇『女の子だから』『男の子だから』という言葉が正しくないことは知っていましたが、今日の授業を受けて、自分も無意識のうちにそのような考え方をしていたことに気づき、驚きました。人を外見で判断してはいけないということを、改めて心にとめることができました。

◇最近『ジェンダー』という言葉をさまざまな場面で耳にしていましたが、その意味を十分に理解しないまま聞いていました。今回の講義を通して理解が深まり、自分がこれまで言われたことのある言葉や、よく耳にしてきた言葉も多く取り上げられており、とても共感できました。授業自体もとても面白く、多くの学びを得ることができました。

#だれいき #人権教育 #性差別撤廃部会

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【#とうきょうちょうせん だいいち しょちゅうきゅうがっこうにて しゅっちょうじゅぎょうを おこないました!】

くがつ むいかに、せいさべつ てっぱいぶかい および とうきょうじんけんきょうかいのしゅさいで、とうきょう ちょうせん だいいち しょちゅうきゅうがっこうにて ちゅういち・に・さんねんせいを たいしょうに じんけん きょういくを じっし しました。

●ちゅういち「じんけんを そんちょう しよう」こうし:かん そなさん(べんごし、じんけんきょうかい じょうにんりじ)

●ちゅうに「たような せいに ついて かんがえよう」こうし:り りょんしる さん(ちょうせん だいがっこうきょういん、じんけんきょうかい かいいん)

●ちゅうさん「『おんなだから…』『おとこなのに…』から じゆうに なるには? じぇんだーきはんに ついて かんがえて みよう」こうし:そん ふぁすっ さん(じんけんきょうかい かいいん)


いか、せいとたちの かんそうを しょうかい する ことで かんたんな ごほうこく といたします。

[せいとの かんそう]

【ちゅう いち】

◇ じんけんが こんなにも かんたんに しんがい される という ことを しったので、とんむの じんけんを そんちょうし、じぶんの じんけんを まもって、じんけんが しんがい されている とんむが いたら、その とんむの じんけんを まもってあげようと おもいました。

  • わたしは じゅぎょうを とおして、わらっているように みえても、じっさいには むりして わらっている ひょうじょうを つくっているなど、みえているもの だけでなく、ほんとうの きもちを しらなければ ならないと おもいました。


【ちゅう に】

◇ きょうの じゅぎょうを とおして、せいと いうのは、わたしが かんがえていたものよりも ずっと たようで あること、また せいの ことで なやんでいる ひとも すくなくない ことを しりました。また、みんなが「ふつう」と おもっている せいも、だれかに とっては ふつうでは ないと おもいました。いまの しゃかいは せいに たいする りかいが すくないので、もっと かんがえて いかなければ ならないと おもいました。

  • せかいには いろんな せいが あるにも かかわらず、かみんぐあうと できずに ひとりで なやんでいる ひとが いると しり、もし まわりに なやんでいる とんむが いたら ちゃんと はなしを きかなければ ならないと おもいました。また、そのこを きずつけたり、あうてぃんぐを しては けっして ならないと おもいました。

【ちゅう さん】

◇『おんなのこ だから』『おとこのこ だから』と いう ことばが ただしくない ことは しっていましたが、きょうの じゅぎょうを うけて、じぶんも むいしきの うちに そのような かんがえかたを していた ことに きづき、おどろきました。ひとを がいけんで はんだん しては いけないと いう ことを、あらためて こころに とめる ことが できました。

  • さいきん『じぇんだー』という ことばを さまざまな ばめんで みみに していましたが、その いみを じゅうぶんに りかい しない まま きいていました。こんかいの こうぎを とおして りかいが ふかまり、じぶんが これまで いわれたことの ある ことばや、よく みみに してきた ことばも おおく とりあげられており、とても きょうかん できました。じゅぎょうじたいも とても おもしろく、おおくの まなびを える ことが できました。

#だれいき #じんけんきょういく #せいさべつてっぱいぶかい